元Ray WonderのHenrikが新たに始めたバンドThe Clownのデビューアルバムがリリースされた。
日本盤も出ていたし90年代にスウェディッシュポップを聴いていた人は覚えているかもしれないRay Wonder、僕は今でもずっとずっと聴き続けていてすごく影響を受けている、というか気軽に影響すら受けさせてもらえないよなポップでアカデミックかつネジれた音楽性にずっと憧れ続けている、といったほうがいいかもしれない。
Ray Wonderは2001年に解散してしまってHenrikはそれからHankというバンドを始めてそれもすごくかっこよかったのだけど、結局作品はリリースされず2004年のライブを最後に活動休止してしまう。それから数年間、彼の活動は日本からはまったく見えなかったのだけれど、今年1月に新バンドThe Clownのmyspaceがひっそりと出来て半年間に次々と素晴らしい楽曲がアップロードされ、8月21日にはついにアルバムがリリースされた。
完全自主制作で本国スウェーデンですらちゃんと流通する気配がないので、本人に直接コンタクトをとって送ってもらったのだけれど、届いてからというもの、感動的で大きなメロディ、Ray Wonderの頃から変わらないカルーセルミュージックのようなノスタルジックなアレンジ、アル・グリーンのようなハイ・サウンドっぽいゆったりしたドラムも素晴らしいし、何よりHenrikの声が聴こえるだけでうれしくてたまらなくなるので、もう何十回もリピートしている。
気になった方はとりあえずmyspaceで「Breaking Up The Band」「Al Capone」「Pick Me Up」あたりを。早さとか、若さとか、エッジとかでしか同時代性を語れない人たちにも響くといいなと思う。
CDにはオマケで1曲ずつそれぞれの物語をモチーフにしたバッジが10個もついていてそういう所も自主制作ならではの手作り感があって、リアル・インディーっぽくてすごく好き。
The ClownのMyspaceそろそろキツいこっちのブログも更新中。
「RUFUS上田修平のわるーふぁすな日常」